先輩の声

企画・商品開発

生産技術

Y.Tさん

繊維だけでなく木材も染色しています

Y.Tさん
2007年入社
42歳
福井大学大学院
工学研究科生物応用科学
関連事業部CW課
自動車内装向け本木加飾パネルの木材加工開発をしています。

現在の仕事内容

所属している部署では主に自動車内装向け本木加飾パネルの木材加工を行っています。
自動車向けに木材をそのまま使用すると、天然ものであるゆえに、色が揃っていないことや要求される物性をクリアできないことなどが問題となるため、加工する必要があります。
私はその課題を解決するため、繊維を加工する技術を応用しつつ、顧客が要望する色に木材を着色することや物性改善する加工技術の開発を行っています。

今の仕事のやりがい

開発は良い結果が得られないことが多い中、指定された色に木材の色が合ったときや物性改善する加工技術の開発で狙いどおりの結果が得られたときには、うれしく思いやりがいを感じます。
そして、その結果を生かしたサンプルが顧客から良い評価を受け、サンプルから量産へ繋がっていき、一般消費者に届く新しい製品として世に出ていく仕事にやりがいを感じています。

岐センってどんな会社?

岐センには「挑め限界 納期、品質、コスト、革新!」というスローガンがあります。
そのスローガンのもと、繊維分野では高い染色加工技術を駆使して顧客や市場の要望に応えつづけ、またその技術を応用して新たに木材の加工事業を行うなど、挑戦していく会社です。
職場環境は上司部下に隔たりはなく、意見や要望を伝えることができるよい雰囲気です。
大企業ではなかなか話す機会が得られない上役とも直に話がしやすい風通しのよい会社です。

この会社に決めた理由

大学で繊維関連の講義があったため、その勉強を生かすことができる場の選択肢のひとつとして岐センがありました。
会社説明会での採用担当者や面接時にご対応いただいた方から温かい印象を受けました。
岐センには同じ大学出身者の方がいらっしゃったので仕事で困難にぶつかったときには相談しやすく、安心して働ける会社ではないかと思い、岐センに決めました。
実際に働いてみて、入社前の印象と変わらずアットホームな会社です。

当面の目標

現在取り組んでいる新しい加工方法を用いた木材の量産立ち上げが当面の大きな目標です。
試作から量産へ移行するにあたって、安定的な生産ができるように工程の組み立てや品質管理体制を整えていくことなどを行っていますが、多くの課題に直面しています。
作業者へ指導していく立場から教えることをしつつも、課題をクリアするにあたっては、逆に周りから支えられながら量産化へ向かって部署一丸となって取り組んでいます。