製造技術
ミスなく高品質な生地を生産します。
- K.Kさん
- 2019年入社
- 27歳
- 名古屋学院大学
- 経済学部 経済学科
- 精練整理課
- 織編物に対して新しい性能や外観、風合を整える工程です。
現在の仕事内容
仕上加工の方法には、仕上剤という薬品で加工する化学的加工と、熱、蒸気、圧力などを利用する物理加工に分けられます。
私は樹脂を扱う化学的加工を主に担当しています。
化学的加工には、樹脂加工、撥水加工、防汚加工、制電加工、防炎加工などがあります。
加工の流れは
(1) 樹脂液の調合 (2)パディング(樹脂液の浸透・絞り) (3)乾燥 (4)ベーキング(熱処理) (5)ソーピング(省略する場合あり)です。
生地により決められた規格に従って加工します。
今の仕事のやりがい
樹脂による加工をすると、風合が大きく変わるものや、撥水の性能がついてすごく水をはじくようになったりと、自分が加工したことを実感でき、自分の加工したものがお客様のもとへ行く意識をもって仕事に臨めることが整理加工のやりがいです。
逆に言えば、失敗も大きく生地に現れてしまうので気を引き締めて仕事をしています。
この会社に決めた理由
地元で就職を考えていたため、岐阜の会社が集まる会社説明会で話を聞く機会があり興味を持っていたところ、友人が岐センで働いていることが分かり、友人からも岐センの話を聞きより興味を持ちました。
会社の人たちの雰囲気も良く仕事内容も自分のペースで望むことができ、私の理想の環境に近いものだったので岐センで働くことに決めました。
当面の目標
近年、新型コロナの影響によりアパレル全体が向かい風にあるなかで今、現場の私ができることは、営業の人が受けた仕事を一つ一つ丁寧に規格通りこなすことだと思います。
納期や品質を高め満足のいく仕事をすることでお客様に満足していただき、アパレルの需要が高まり、営業の人がより多くの仕事を受けてこられるようにします。
将来の夢
今、私は勤続年数2年目です。
私は整理係として1つのマシンを2年間続けています。
2年樹脂加工をしていて樹脂の種類や性能を少しずつ理解を深めてはまずが、いまだ知らないことが多く、品質の高い生産をしていくためにはもっと樹脂のことや生地のことを知っていくことが必要だと思うので、いろいろな部署も経験しながら自分のしている仕事について理解を深めていきたいです。