新価値創造 その素材、 岐センが極めます。

例えば、天然繊維と合成繊維。
シナジーを生み出す技術を創る。

新価値創造

繊維は、暮らしのあらゆる場面で活用されています。衣服や雑貨、インテリアから、医療、建築、自動車、そして航空・宇宙産業まで。中でも、大きな用途を占めるのが衣服です。私たち岐センは、創業以来80余年にわたり、アパレルを中心に繊維製品の“染色加工”に取り組み、日々新しい技術や商品の研究開発に勤しんでいます。 染色加工は、織り上がった布[生機(きばた)]を美しい色や風合いに仕上げて服地(生地)にする仕事です。繊維というのは種類によって染色方法が大きく変わるため、単一の繊維に比べて複合繊維はより高い染色技術が求められます。私たち岐センが得意とするのは“複合繊維の染色加工”。例えば、綿とナイロン、麻とポリエステル、ウールとアクリルなど、異なる繊維を同色に染めたり、逆に異色に染め分けたり、性質の違いを利用して模様を創り出したりしています。 染色した生地に、魅力的な風合いや機能性を付与することを仕上加工と呼びます。これは、各繊維の特徴を最大限に生かして品質を高めるテクノロジー。用途に合わせて加工技術をいくつか組み合わせることで、テキスタイルの可能性は無限に広がります。 マイクロファイバーや人工皮革、スーパー繊維など、染色加工が極めて難しいとされる繊維の加工も、私たちの得意とするところ。 化学とバイオの技術者集団・岐センは、染色加工で繊維の世界に新しい価値を提案します。

人工皮革
淡くやわらかな色彩を、スエード調の「人工皮革」に再現。インテリアやカーシート、雑貨などに活用されています。
機能性加工
見た目を品よく、美しく加工する岐センの技術は衣料の分野で活躍。防しわや消臭、防汚性など、機能性加工も充実しています。
木材加工
ファブリックの染色技術を、木材加工に応用しています。岐センの技術で、ツキ板が透明感のあるパステルカラーに変身。